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事例紹介

海水淡水化プラントにおける縦型ブラインポンプを分割メカで貴重なダウンタイムを削減

Power and Desalination
Chesterton 442 and SpiralTrac™
Case Study 038 Rotating Equipment
01Problem

問題点

背景
中東の発電所の海水淡水化装置では、ブラインを扱う縦型ポンプに問題がありました。
ポンプのシールに使用しているグランドパッキンがシャフトスリーブを摩耗させ、大量の漏れを発生させていました。
発電所では、特に夏の暑い時期にポンプを停止したり、オーバーホールをしたりすることができませんでした。
ポンプは 回転数490rpm、圧力7.5bar。 最高温度は50℃。
ブライン縦型ポンプの修理点検中
02Solution

解決法

推奨製品
チェスタートンの担当者は、1日もかからずに設置できるチェスタートン442スプリットシールを推奨しました。

ポンプはチェスタートン442 RSC/RSC EP とスパイラルトラックスプリットアダプター(真鍮)を使用しています。
スパイラルトラックアダプターは、ポンプを改造することなく、ビッグボアポンプに442を取り付けることを可能にします。
塩水は結晶化が激しい媒体なので、スパイラルトラックはスタッフィングから蓄積された結晶を除去するのに役立ちます。
ボックスの信頼性を高めることができます。
スパイラルトラックとチェスタートン 442のソリューションをご紹介します
03Result

結果

パッキンやシャフトスリーブを交換するためにポンプを解体するのにかかる1週間のダウンタイムと比較して、わずか6時間で設置は成功しました。

ポンプは試運転され、ほぼ漏れなく起動しました。 

パッキンの摩擦が少ないことから、442スプリットシールによって5~8%の電力削減を見込んでいます。
442に搭載された縦型ポンプ

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