事例紹介

シール水の使用量を90%削減

Rotating Equipment Sealing Solutions
Water Industry
442 Split Seals, SpiralTrac F/S, Flow Guardian SP 50
Case Study 022 RE
01Problem

問題点

上下水道施設では、運営コストの削減や環境への配慮から、シール水の使用量を削減する試みが行われています。

ニューヨークの下水処理場では、施設内のシール水使用量を削減し、ポンプや周辺機器への漏水や付随する損害をなくしたいと考えていました。

ポンプはグランドパッキンでシールされており、送水中の研磨性固形物によってスリーブが過度に摩耗し、その結果、漏水や設備、周辺清掃負担などの問題がより多く発生しました。
チェスタートン442スプリットシールソリューションが装着された送水ポンプ
02Solution

解決法

処理場では、3インチのチェスタートン442 RSC/RSCスプリットシールをポンプに取り付けました。

スパイラルトラックF/Sを各ポンプに設置し、排水中の固形物やその他の汚染物をスタフィングボックスに入れないようにし、シール寿命とシステムの信頼性を向上させました。

チェスタートンのフローガーディアンSP50流量計を設置し、シール水の使用量を正確に測定するようにしました。
流量計を使用することで、工場はシステムに入るシール水の量を制御し、最小限に抑えることができるようになりました。
03Result

結果

チェスタートンの提案は、シール水の需要を90% 削減しました。
これらの削減は、工場と地区管理者の期待を上回るものでした。

削減/付加価値
この工場では、市水のコストだけで年間6,500ドルを節約することができました。
以前は、この水を廃水として処理しなければならなかったので、さらに節約になりました。

チェスタートンスプリットシールは、グランドパッキンのようなスリーブ/シャフトの摩耗や漏れがないため、スリーブ/シャフトの交換が不要で、ベアリングや機器の信頼性を高めることができます。
チェスタートン442スプリットメカニカルシール

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